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まほらゆったりつかう学習帳
大栗紙工(株)
「まほらゆったりつかう学習帳」は、発達障がい当事者の声から生まれたノート「mahora」シリーズの一つです。
既存の「mahora」はどちらかと言うと中学生以上の大人向けで、小学生などの初学者が使うにはまだ難しいというご意見をよくいただいておりました。
また、小学生向けとは別な意見として、方眼のノートも欲しいというご意見もいただいておりました。
ただ、十字の点線が入っている方眼罫だと字を書くときに線が気になるというご意見や、読むときにも線と文字が重なるため読みにくいというお話をうかがいました。
そこで、「まほらゆったりつかう学習帳」では方眼のマスの真ん中に点があるだけのシンプルな印刷にしました。こちらを「バランス中心点」と名付けました。
このようなつくりにした結果、真ん中の位置は把握できるので文字のバランスはとりやすく、それでいて線がないので気が散る要素は減り、読み返すときも文字が被らないので読みやすい方眼ノートができました。
また、漢字練習帳も作ってほしいというご意見をいただいていたので、「バランス中心点」をベースに少し改良を加えた漢字練習帳を作りました。それがこちらです。
このように、漢字を書くマスには「バランス中心点」を施し、よみがなを書くスペースには広めのあみかけを施すことで、窮屈感を軽減しました。
線が少ないことで圧迫感が少なく、よみがなも通常より広めにスペースを取っているのでひらがなも書きやすい仕様となっております。
そんな「まほらゆったりつかう学習帳」ですが、ラインナップとしては「10マス」「15マス」「10㎜方眼(一般的な5㎜方眼と同サイズの方眼罫)」「かんじ32字」の4種類の罫内容と、各3色の12種類となっております。
ぜひ一度手に取っていただき、お使いください!
大栗紙工株式会社